■江上冴子■

  「天地の果てて見る夢は」 クリスタル文庫
 イラスト/寿たらこ その他

 この広い東京で、なぜめぐり逢ってしまったのか。もし出会わなければ、それぞれに別の人生が
 あったはずなのに・・・。妻との平凡な幸せそうな日常が約束されていながら二代目社長高島は
 暗い過去がある美青年渉とのひと時のために、家庭を会社を自分のすべてを失っても運命の
 愛に賭け支え合って生きるのだ。


  「そのもとに花は散る」 ビブロスノベルズ
 イラスト/今市子 その他

 白い花椿が咲きこぼれる大塚の家で、高梨圭介は、夏江恭司郎の訪れを恐れ、あきらめ待つ
 日々を送っていた。帝大の二年生である圭介は、三十一歳の銀行家恭司郎に全てを奪われ、
 拘束され、――息もできぬほど愛されていたのである。