■妃川蛍■
「欲望という名の情熱」
アイノベルズ
イラスト/九条えみり
アイドル
人気タレントの藤咲悠は、溢れる涙を拭おうともせず、雨のなかを彷徨っていた。そんな悠を、
何も聞かず温かく癒してくれたのが、小さな中華料理店の店主・海堂航介だった。子供のように
愛を貪る悠に、航介は尽きることのない情熱を与え、想いのままに身体を重ね合う。静かに
激しく燃え上がる互いの恋情。だが、悠の過去がスクープされたことから、住む世界の違いが
現実となってふたりに降りかかり・・・。
「抱かれてもいい」
アイノベルズ
イラスト/九条えみり
サラリーマン
美人だが野心家の高瀬は、入社4年目の広告ディレクター。彼は今、出世が絡んだ大きな
プレゼンに勝つため、自分が心底惚れ込んだ写真家のリュウ・シガを捜していた。ところが、
ようやく見つけた相手は、高瀬が魅了された写真とはかけ離れた、最低のヤツだった。
「ヤらせてくれたら受けてやる」 ――あまりの屈辱に、高瀬は思わず、彼を平手打ちしてしまう。
だが、それでも高瀬は、自分の出世と彼の写真を諦めきれなくて・・・?
「温もりのイイワケ」
アイノベルズ
イラスト/西村しゅうこ
サラリーマン
営業一のクールビューティー・本城泉は、実はその仮面の下に、淋しがりやで甘えたがりの
自分を隠している。そんな泉を入社以来3年も密かに思い続ける男がいた。泉の同期であり、
周りからは良きライバルと思われている相原晃次。だが実際は、寄ると触るとぶつかってばかり。
そんな2人の関係を大きく変える事件が・・・。酔って正体をなくした翌日、泉が目を覚ますと
そこには相原の顔。おまけに素っ裸でベッドで抱き合ってるなんて!?
「がんじがらめに愛して。」
リーフノベルズ
イラスト/かんべあきら
サラリーマン
人一倍大人しく人付き合いが苦手な北条戀は、意に染まない人事で、エリート集団の国際部の
事務職に就いて2年目の社会人。その戀に新人教育の役が回ってきた。日々の仕事で精いっ
ぱいながらも承諾した戀だったが、現れた新人を見て驚愕してしまう。眩しい魅力に溢れる彼――
真鍋侠也は、1年前の雨の夜、ボロボロだった戀が一夜をともにした行きずりの青年だったのだ。
あくまで知らぬふりを通そうとする戀に侠也は・・・!?
「恋する瞬間」
リーフノベルズ
イラスト/蓮川愛
義兄弟
母譲りの綺麗な容貌が災いし、いつも身の危険に晒されてきた瑞記。そんな彼に、母親の再婚で
新しい父と、6つ違いの弟ができた。だが、学生服姿で目の前に現れた義弟・将斗は、あの夜−
得意先の担当者に怪しいクスリを使われ危うくヤられさうになった――瑞記がホテルで一夜を
共にした相手だった!焦る兄を横目に、過剰なスキンシップを仕掛けて来る将斗。弟の強引さに
振り回されながらもなぜか嫌いになれなくて・・・?
「愛されるトキメキ」
リーフノベルズ
イラスト/実相寺紫子
その他
童顔で可愛い見た目の熱血教師、充規。ある夜、補導された教え子のもとに駆けつけた充規は、
そこでいきなり現れたホストと見紛うほどハデな男に容姿を揶揄され、思わず殴ってしまう!
だがその色男・御木本は、実は少年課の刑事で、教え子を保護してくれた恩人だった。
焦る充規になぜか手料理をねだってくる御木本。仕方なく応じた充規は、ご飯と一緒に
唇まで食べられちゃって・・・!?
「カラダからつたわる」
リーフノベルズ
イラスト/実相寺紫子
義兄弟
美貌の優等生、池上和希は、密かに想いを寄せていた安曇野に頼まれ、生徒会副会長職に
就いた。だが当の安曇野は全校生徒公認の生徒会長の恋人で・・・仲睦まじい2人の姿に
苛立つ和希。そんなとき、強烈な印象を放つ1年・瑞沢嵐が現れた。頭はいいが問題児の彼に
秘密を握られてしまった和希は、口止め料と称して唇を奪われる!「人生観変わるくらい、イイ
思いさせてあげるよ」――そんな誘いに、ついに身体まで・・・!?
「甘い口づけ」
リーフノベルズ
イラスト/実相寺紫子
高校生
――どうして?何でこんなことするの??理由もわからないまま、いきなり強姦なんてっ・・・!!
前会長で、幼馴染みでもある史世の頼みで立候補し、生徒会長に当選してしまった篁藺生。
その藺生に、いつもつっかかってくる人物がいた。運動部長の安曇野絋輝は、何が気に入ら
ないのか、ことあるごとに藺生に噛みついてくる。そんなある日、絋輝に押し倒されてしまった
藺生は・・・!?
「甘い束縛」
リーフノベルズ
イラスト/実相寺紫子
高校生
ようやく互いの気持ちを確かめ合った藺生と絋輝は、甘い蜜月を送っていた。そんな2人の前に
突然現れたキース・マクアート。英国時代の幼馴染みという免罪符で藺生を独り占めする
キースに苛立つ絋輝。ある日、藺生は偶然史世の携帯電話の液晶に絋輝のナンバーを
見てしまう。不安に駆られる藺生にキースは 「ユウ・・・ロンドンに帰ろう」 と。自分より
史世の方が絋輝には似合うのではないか――今の自分にまったく自信がもてない藺生の
心は激しく揺れ動く。