■久能千明■

  「野良猫」 クリスタル文庫
 イラスト/東城和実 その他

 ワインクラブでバイトする大学生遼一郎は、ある日、店の路地裏で乱闘する高校生を拾う。
 長身で鋭い目、赤茶けた髪の匿名希望の乱暴者の印象は野良猫そのもの。気ままで独りを
 好む猫と「人間嫌いの博愛主義者」遼一郎との、言葉がなくても二人でいるだけで満足できる
 代償を求めない、そんな奇妙な逢いの関係。


  「ファントム・ペイン」 エクリプスノベルズ
 イラスト/沖麻実也 その他

 三四郎ではカイを救えない。様々な出来事のせいで、カイが 「月人」 としての能力を
 解放しつつあることに気がついた近衛凱は、苦渋の結論を下した。カイは、三四郎から離れ
 なければならない。凱は、バディシステムの解除を提案する。いっぽうカイは、些細な事から
 自分の記憶の空白期間について知ってしまう。隠していた記憶退行にカイが気がついた。