■出版社 [心交社:ショコラノベルズ] ■イラスト [海老原由里] □状態/ A…焼けなし、汚れなし ほとんど会ったこともないのに幼い頃から何かにつけ比べられてきた再徒兄弟と、祖母の葬儀で顔を合わせた押切温。それが、グラフィクデザイナーとなった今、作品を何かと比較されることが多い同業のライバル・白土井祥であったことを知り驚く押切だったが、後日誘われた酒の席で突然「お前に惚れてる」と告白され、しかもその後うっかりと酔ってお持ち帰りされ、あまつさえ美味しく戴かれてしまう。不覚を取ったと後悔し、何も覚えていないふりをする押切だが、それ以降白土井のアプローチは激しさを増し… |